みなさん、こんにちは。
もしも、あなたの子どもが突然に〈前世〉の話をし始めたら、どうしますか?
これって、実は結構、ありうる話なんです。
ただ親たちが、そのことに気がついていないだけなのですよ。
そこで前回は、その話が本当に〈前世〉の記憶にもとずく話なのか、それとも空想なのかを見分ける方法についてお話ししました。
今回は、その話が〈前世〉の話だった時に、親たちはどういう態度で子どもに関われば良いのか、という話をしてみたいと思います。
【参考記事】前回の、前世の話と、空想との区別の仕方は。 ⬇︎
Contents 目次
1、前世からの未解決問題
1、子どもが話す内容にポジティブに反応する
まず大切なことは、前世の記憶を思い出して語るということは、
前世から持ち越している「未解決の問題」を癒すための好機である
ということです。
ですので、前世の話をするということは、現世でのより自信に満ちた、より有意義な生き方につながる洞察をもたらす可能性があるということです。
子どもが突然、前世の話をし始めたら、親としてはかなり驚くでしょう。
そうした時にもっとも大切なことは、常にポジティブな反応を心がけることです。
つまり、子供が真剣な顔つきで、話している時に、その誤りを指摘したり、途中で言葉を遮ったり、叱ったり、反論をしたりすることはダメです。
どこまでも、未解決の問題を癒すための好機が訪れたものという視点を持って、話を聞くことが大切です。
2、より話しやすいようにする
子供が前世の話をし始めたとき、それは単に話をしているというのではないようです。
つまり、子どもの周囲の空間自体が前世の空間に包まれたような雰囲気になるようです。
さらに、その話を聞いている親たちも、同じ空間に移動してしまうような感覚になるようです。
このことは、私の以前のBlog記事に書きましたのでご覧になってください。⬇︎
さて、子供が前世の話をし始めたならば、それを聞いている親も周囲の喧騒からは一時的に隔離されています。
そうした時には、その隔離された感覚を大切にすることが大切なのだ。
他の家族を大声で呼んだり、話を中断して呼びに行ったり、メモをしたりしないようにしましょう。
【関連記事】子どもの親たちに起きる、特殊な感覚とは?
2、子供を無条件に受け入れる
1、適切な質問をする
子どもが、自分は親に信じてもらっているのだという確信を持ってもらうようにすることが大切です。
子供の記憶を真実として無条件に受け入れるようにします。
これが最も重要なことなのです。
子どもが
「私は何を話しても安全なんだ。叱られたり、バカにされたり、変な子だと思われたりはしないんだ」
という安心感を持てるようにしましょう。
そのためには、話を聞きながら、適切な質問をすることです。
では、どのような質問が良いのでしょうか。
それはまず、「発言の繰り返し」をする方法があります。
これは、たとえば子どもが、「私の前のママがいたとき・・・」と話し始めたとしましょう。
その時に「あなたの前のママがいたとき?」という風に反応するのです。
または、「私は水の中で死んだの」と子どもが言ったならば、「水の中で死んだのね?」という風にです。
子供の言葉をそのまま繰り返して反応することは、子どもに、「私は受け入れられている」という気持ちを持たせることになるのです。
このようにして、子どもが話す記憶を真実として受け入れるようにするのです。
そうすることは、親子関係に計り知れないほどの素晴らしい影響を及ぼすことにもなります。
2、親子間の深いコミュニケーション
それは、親子間に深いコミュニケーションのチャンネルを開くことになります。
そのチャンネルが存在するとき、親子間には自然により深い相互理解が生まれます。
逆に、子供の記憶の話を疑ったり、表面だけ聞いているふりをして受け流していると、親子間のコミュニケーションのチャンネルは、閉じられてしまうことになります。
子どもは二度と疑われたり、笑われたりしないようにと、蘇ってくる前世の記憶を、心の奥深いところにしまいこんで、二度と出さなくなってしまいます。
すると、前世から持ち越してきた未解決の問題は、解決出来ないまま、その一生を送ることになるのです。
3、前世の話のテーマを明らかにする
1、子どものリズムに合わせる
子どもが前世の話をし始めたならば、それを無条件で聞き、何のためにその話をしているのかを、考えましょう。
そうすることによって、子どもが持つ「未解決な問題」がどのようなものなのかを、自然と理解する事ができるようになってくるのです。
そのためには、物語りの進行を子供にリードさせる事が大切です。
親が話の先を推測して、そちらに誘導するような質問をしてはいけないのです。
子どもが自由に話し続けているうちは、質問は極力控えましょう。
その話の流れを妨げないようにします。
子供の会話のリズムに乗って、合わせるようにするのです。
2、質問することで助け舟を出す
子供が幼くて、語彙力に限りがあるときは、子どもは話の描写に苦労しているかもしれません。
そのような時には、誘導にならないように助け舟を出してあげましょう。
それにはいくつかの選択肢がある質問をすると効果的です。
たとえば、「あなたは病気のままだったの?よくなったの?それとも死んでしまったの?」という具合にです。
ただし、「何故なの?」という形の質問は控える方が良いでしょう。
こうした質問は、子供に説明を求める質問だからです。
説明には論理的、合理的な思考が必要です。
ただでさえ語彙力が低くて描写に苦労しているのに、追い打ちをかけるように説明を求めてしまうと、子どもの前世の記憶の流れがストップしてしまう危険があるからです。
子供が前世の話をし始めたならば、まずは、ここまで書いてきたことを心に留めて、子どもに向き合うようにしましょう。
そうすることによって、より深い親子間の信頼関係が築かれていきます。
前世からの持ち越してきた問題の解決の大きな一歩となるのです。
4、まとめ
- 前世の記憶を思い出して語るということは、前世から持ち越している「未解決の問題」を癒すための好機である
- 前世の話を始めたら、子どもの周囲の空間自体が前世の空間に包まれる ・子どもが話す記憶を真実として受け入れるようにする
- 子供が幼くて、語彙力に限りがあるときは、誘導にならないように助け舟を出してあげる
【参考記事】生まれ変わりについての深い洞察が得られる書。⬇︎
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